今年も南区民文化センター大ホールで発表会を開催させて頂きました。
発表会を重ねるたびに私は本当に大きな歓びを体験します。
私にも、そんな時がありましたが(笑)、子供達にとって、ステージの上で、ご父兄方、他のおともだち、先生たちの前で演奏することは大変な緊張をともなうものです。
そしてまた、演奏を終えた後の、緊張がほぐれていく、達成感や満足感も本当に大きなものです。
そこまでの道程に、自宅で1人で練習する孤独があり、
うまく演奏できない事への焦燥があり、
先生やご父兄に注意されたりしても努力し続ける忍耐があり、
最後に、うまく演奏できた事への歓喜があります。
この過程を乗り越えていく中で、子供達一人ひとりは「裏付けを持った本当の誇りと自信」を自分の中に獲得していく事ができるのだと思います。
最近感じるのは、この困難を乗り越えた事で得られる誇りと自信は、もうすぐ目の前にやってくる、「受験」という、人生を左右する困難を乗り越える大きな力にもなってくれているという事です。
今回の発表会では大きくなった生徒さんが、以前にも増していろいろなお手伝いをしてくれました。「人の役に立ち、喜ばれる事」を喜べる人間性も育ってくれているのだなと、とても心強く、うれしく思いました。
発表会を通じて、私も、生徒さんも、ご父兄方も1歩ずつ、ずっと成長していける。そんなことのうれしさをかみしめることができた1日でした。
みなさん、ほんとうにお疲れ様でした。
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